更新日: 2022年11月2日

     

 

大崎支部活動報告2021


 

支部長 青木  司
【令和4年4月】
 東日本大震災から11年が経過しました。
多くの皆さんの尽力により復興工事が一段落した今、新型コロナ禍による経済回復による需給ひっ迫を背景として、資材価格の高騰がとまりません。
加えて、今回のロシア・ウクライナ情勢により、建築資材の原料となる資源の国際相場はさらに上伸し、上昇分を販売価格に転嫁する動きが一段と加速しています。
こうした余波が、私たち建設業界にも大きく及んできています。その影響は極めて大きく、建設産業や住宅産業などで受注・売り上げの減少、資材高騰や物不足による工事原価の増額・工事期間の延長等で経営に暗い影を落としています。

 コロナ禍が「いつまで続くのか」と思っていたら、「いつまでも続くのでは?」といった状況に変わってきてしまいました。「アフターコロナ」の時代に備えていたら、どうやら時代は「ウィズコロナ」に向かっているようです。だとすれば、腰を据えたコロナ対応を考えざるを得ません。
3密の回避や外出自粛が必至の現状の中、建築士会支部活動も控えざるを得ない状況下、適切な感染症対策を講じ、「ウィズコロナ」に向かって、建築士会事業を推し進める施策を打ち出し、実践する必要があるでしょう。
このような中、本会は、今後も安定的かつ継続的な組織運営が可能になるように、ICT「Information and Communication Technology(情報通信技術)」を活用し、リモート会議・研修をはじめ、会員への更なる業務支援の実施に向けて各種事業を推進してまいります。複雑多様化していく建築環境変化の情報をいち早く的確に研鑽習得し、市民の皆様に正しい情報をタイムリーに伝えてまいります。
「地域貢献」「セミナー」「総務広報」の三委員会の活動の充実をはかり、より多くの会員に事業への参加を呼びかけ、活発で魅力的な支部運営に努めていきます。

 

◇◆令和4年度事業計画◆◇

1.
建築士会会員の維持及び増強運動の推進と積極的な事業参加の推進
2.
情報通信技術(ICT)を活用した事業の推進
3.
地域貢献活動の充実・推進
4.
CPD(継続能力開発)制度の推進・専攻建築士制度の普及拡大
5.
県北ブロック6支部との連携強化・共同事業開催とブロック会議の主管
6.
委員会活動の実施  
 
1)
セミナー委員会 ・各種研修会、講習会、セミナーの開催 他
2)
総務・広報委員会 ・各種事業の運営
    ・会員向け情報発信の充実
    ・支部会員の名簿作成(情報伝達手段の確立)
    ・地域社会/市民への情報発信
3)
地域貢献委員会 ・大規模地震時における大崎市応急危険度判定模擬訓練の継続実施 他
7.
県北ブロック会議・研修会

令和4年10月29日(土)会場:大崎市 主管:大崎支部

8.
第64回全国大会秋田への登録参加 令和4年10月14日(土)会場:秋田市にぎわい交流館他
9.
その他必要と認めた事項  

 

宮城県建築士会・大崎支部 事務局
宮城県仙台市宮城野区二十人町301-3 
宮城県建設業国民健康保険組合会館5階
(一社)宮城県建築士会内
TEL:022−298-8037 FAX:022-298-8038

E-Mail:info@shikai-osaki.com